(うどん その13)○ 「あつあつ けんちん風うどん」(マルちゃん)そもそも精進料理として誕生した肉無し具だくさんの汁物料理がうどんと合体しました。その名もあつあつけんちん風うどんです。 肉を食べなくても栄養をつけて頑張っていくために数多くの具材を採用したのですが、それにうどんがミックスされたということはさらに栄養アップといったところです。 お湯を入れて5分、液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。鰹出汁と醤油、そしてゴボウの混ざったとても良い香りが漂ってきて食欲をそそられました。 早速、おつゆを一口いただきます。あっさりとした口当たりの中に色々なエキスの力強さというのを感じ、醤油の加減も控え目なのでグイグイと飲めちゃいます。 具はきざみ揚げ、サトイモ、ニンジン、ゴボウ、長ネギの5種類。おつゆが染みこんだきざみ揚げも良いのですが、大きなサトイモの味わいが新鮮な感じです。 麺は平型でややちぢれたうどん麺となっており、気持ち厚めの仕上がりとなっているので、柔らかいのですがうどんのモチモチ感を感じることができます。 すんなりといただけるおつゆと豊富な具材がとても印象的な一品。栄養のバランスも良さそうな感じがするので幅広い年齢層にお勧めの一杯だと思います。 ○ 「名古屋風 みそ煮込みうどん」(マルちゃん) 名古屋の名物料理としてお馴染みのみそ煮込みうどん。独特の味噌味が特徴ですが、カップ麺となって登場しました。 八丁味噌と出汁の風味が合わさる感じがとても癖になる感じなのですが、その感じをどこまで再現できているのが楽しみなところ。期待しながらお湯を入れましたよ。 お湯を入れて4分、蓋を開けて特製スープを入れてよくかき混ぜれば完成。味噌の甘い香りと鰹出汁の良い風味が漂ってきて食欲をそそられました。 早速、おつゆを一口いただきたい。口に含んだ瞬間に八丁味噌特有の甘ずっぱい味わいが広がってきました。そして、出汁の旨味がしっかりと伝わってきました。 具は挽肉、小揚げ、カマボコ、長ネギの4種類。味付けされた挽肉と八丁味噌の味わいがなかなか合うとともに小揚げにおつゆが染みこむので美味しくいただけます。 麺は平型でややちぢれたうどん麺となっており、少し厚めとなっているので麺のコシというのを楽しむことができます。また、おつゆもしっかりと絡んで美味しいですね。 八丁味噌と出汁のコラボレーションとうどん麺のコシの良さを楽しむことが出来る一品。最後の一口でいただくおつゆはエキスと挽肉がタップリ詰まってメチャウマです。 ○ 「きょう和膳 きざみあげ うどん」(エースコック) 今日和膳なのか京和膳なのかよく解りませんが、和の味を大切にしている雰囲気がある「きょう和膳」シリーズから「きざみあげうどん」の登場です。 北海道産昆布を使用した香り豊かなつゆときざみあげがおいしい。といったことがカップに書いてありました。最初は普通の出汁かと思いましたがこれは期待できますね。 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。文字通り昆布のあっさりとした香りが漂ってくるとともに黄色くて鮮やかなタマゴが目に入ってきました。 早速、おつゆを一口いただきます。スッキリとした口当たりとなっており、醤油だけに頼ろうとしないでしっかりと出汁を楽しませてくれるといった気持ちが解ります。 具はきざみ揚げ、タマゴ、ワカメ、長ネギの4種類。きざみ揚げは油臭さがなく素直におつゆの風味というのが染みこんでいるといった感じでとても美味しいですね。 麺は幅広でちぢれたうどん麺となっており、柔らかさを感じるのですが不思議と弾力感も併せて感じることができるといった感じで、うどん本来の味を楽しめます。 見た目のイメージとは異なってかなり本格的な味わいを楽しむことができる一品。特におつゆは味わい深いものとなっているので是非、試してみるべきかと思います。 ○ 「満足の一杯 讃岐風 うどん」(マルちゃん) だし汁のような色合いのうどんという文字に思わず惹かれてしまうといった感じのカップ麺の登場。その名も満足の一杯、讃岐風うどんです。 鰹節と煮干しのだしが利いた風味豊かなつゆ。といったことが蓋に書いてありました。讃岐うどんの命はだし汁ですからね。その風味の良さを楽しみたいものです。 お湯を入れて5分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。出汁のとても良い香りが漂ってくるとともにあおさの風味も漂ってきて食欲をそそられました。 早速、おつゆを一口いただきます。出汁がしっかりと効いているのがよく解るといった味わいで、天ぷらの出汁もおつゆに混ざっているので美味しくいただけます。 具は揚げ、カマボコ、天かす、長ネギの4種類。揚げはおつゆがしっかりと染みこんでいるので美味しくいただけ、天かすも風味がとても良いといった感じです。 麺はちぢれて平型のうどん麺となっており、厚めの仕上がりとなっているのでうどんの食感というのをしっかりと楽しめ、おつゆとの相性の良さも伝わってきます。 出汁の美味しさと麺の食感を心地よく楽しむことができる一品。特におつゆの風味の良さは抜群のものとなっているので、まさに満足するような一杯です。 ○ 「ごんぶと きつねうどん レンジOK」(日清) 太くてコシのある生麺タイプの麺でお馴染みとなっている「ごんぶと」シリーズからレンジでも調理可能なカップ麺が登場しました。 レンジで何をするのかというと、麺を温めるだけということです。ここでは例えレンジで調理可能でもお湯のみで調理することを徹底していますので今回もそうしました。 麺をお湯でほぐしてから湯切りをした後に湯切り蓋をはがします。そして、油揚げと粉末スープを入れてからお湯を注ぎ、液体スープと七味唐辛子を入れたら完成です。 魚介プラス昆布だしと七味の混ざった香りのするおつゆを一口いただきます。醤油に頼ることなく出汁で勝負しているといった味わいでとても飲みやすくなっています。 具は油揚げ、ワカメ、長ネギの3種類。油揚げはレトルト具材となっており、甘めでジューシーな味わいであっさりおつゆとピッタリ合うといった感じですね。 麺は生麺タイプのうどん麺となっており、太くてコシがあるので喉ごしというのを楽しめるとともに、なめらかな舌触りも同時に楽しむことができます。 本物以上に本物の味わいを楽しむことができる一品。レンジを使うことによりさらに美味しくと唱っていますが、使わなくても充分なので他の味を企画して欲しいです。 ○ 「一本えび入り 関西だしうどん」(寿がきや) カップうどんではかき揚げや天かすといったパターンが多いのですが、なんと、エビの天ぷらがまるまる一本入ったものが登場しました。 その名も一本えび入り関西だしうどんということでそのまんまなのですが、エビ天だけではなく昆布出汁と淡口醤油を効かせたおつゆも見逃せないとのことです。 お湯を入れて5分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。昆布出汁のとても良い香りが漂ってくるとともにすっきりとしたおつゆが目の前に現れました。 早速、おつゆを一口いただきます。香り同様に出汁の風味が口の中にも広がってくるといった感じで、醤油に頼らない味加減となっていて美味しくいただけます。 具はエビ天、カマボコ、揚げ、ワカメ、長ネギの5種類。目玉のエビ天は文字通り一本まんまとなっており、その味わいも普通のエビ天と同じものとなっています。 麺はノンフライのうどん麺となっており、平型でちぢれているのでおつゆがしっかりと絡んでくれます。また、モチモチとしている食感も心地良いなと思いましたね。 エビ天の美味しさと出汁の風味を心地良く楽しめるような一品。まるまるのエビ天が入ったうどんを気軽にいただける喜びというのを感じられる一杯になっています。 ○ 「スーパーカップ 豚バラ入り とん汁うどん」(エースコック) 美味しくてお腹が満足することでお馴染みとなっているスーパーカップ。そのスーパーカップから冬限定として豚バラ入りとん汁うどんが登場しました。 以前にとん汁うどんは出ていたのですが普通の豚肉が入っているといったものでした。今回は豚の風味がさらに増す豚バラということで仕上がり具合が楽しみです。 お湯を入れて5分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。豚汁じゃなければ感じることができない良い香りと生姜のとても良い風味が漂ってきて食欲をそそられました。 早速、おつゆを一口いただきます。豚肉と味噌の風味がしっかりと効いているところに生姜も加わってさらにランクアップの味わいとなっているといった感じです。 具は豚肉、揚げ、ニンジン、ゴボウ、長ネギの5種類となっており、目玉の豚肉は噛むほどに美味しくなるタイプで揚げはおつゆが染みこんで美味しくいただけます。 麺は平型でややちぢれたうどん麺。柔らかめなのですが気持ち厚めとなっているので、うどんとしての麺のコシや麺そのものの味わいを楽しむことができます。 豚肉と生姜の風味の良さに加えてボリューム感のある麺がとても嬉しい一品。お腹も満足して身体もポカポカと温まるような美味しさとなっています。 ○ 「ごんぶと 天ぷらうどん レンジOK」(日清) 太くてコシのある生麺タイプの麺でお馴染みとなっている「ごんぶと」シリーズからレンジでも調理可能なカップ麺が登場しました。 レンジで何をするのかというと、麺を温めるだけということです。ここでは例えレンジで調理可能でもお湯のみで調理することを徹底していますので今回もそうしました。 麺をお湯でほぐしてから湯切りをした後に湯切り蓋をはがします。そして、粉末スープを入れてからお湯を注ぎ、液体スープと天ぷらと七味唐辛子を入れたら完成です。 鰹と昆布の風味が漂うおつゆを一口いただきます。口当たりはあっさりとしていますが、出汁と七味の風味が広がってくるといった感じで醤油の加減も良い感じですね。 具は天ぷら、ワカメ、長ネギの3種類となっており、目玉の天ぷらはエビの風味がとても良く後乗せということでサクサクした食感も楽しむことができます。 麺は太麺で生麺タイプとなっており、ツルツルとした舌触りと喉ごしの良さというのを楽しめ、おつゆや天ぷらと一緒にいただくとさらに美味しくいただけます。 出汁の風味と麺の食感の良さを心ゆくまで楽しめるような一品。ある意味、本物以上に本当の味というのを味わうことができるといったところでしょうか。 ○ 「きつねうどん」(セブンプレミアム) 安全・安心のプライベートブランドであるセブンプレミアム。そのセブンプレミアムのきつねうどんがどんぶり型となって再登場しました。 コシの強いなめらかな麺とふっくらしたお揚げが特長のきつねうどんです。といったことが蓋に書いてありましたが、縦型の時より麺のコシが強くなったのか楽しみです。 お湯を入れて5分、蓋を開けてよくかき混ぜたら完成。うっすらとですが、魚介エキスと昆布が混ざった香りが漂ってくるとともに、大きな油揚げが目の前に現れました。 早速、おつゆを一口いただきます。あっさりとした口当たりなのですが、出汁よりも醤油の味わいとみりんの風味がしっかりと効いているといった感じとなっています。 具は油揚げ、カマボコ、長ネギの3種類となっており、なんといっても目玉の油揚げはふっくらかつジューシーといった感じでとても美味しくいただくことができます。 麺は平型でややちぢれたうどん麺となっており、縦型よりも麺が厚くなっていることもあって、より一層うどんらしい麺のコシというのを楽しめるようになりました。 おつゆと油揚げの味わいと麺の食感が一段と進化したといっても過言ではない一品。大きな揚げを大胆にいただけるようになったというのが特に嬉しいですね。 ○ 「麺の街 京都うどん あんかけ風」(エースコック) その土地でしか味わうことができない麺類を気軽にいただけるようカップ麺にしてしまった麺の街シリーズから京都うどんあんかけ風の登場です。 京都のうどんの食べ方としてポピュラーなのがあんかけです。イメージ的には出汁だけで勝負をしているようなおつゆでいただくと思ったのですが違うのですね。 お湯を入れて5分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。昆布出汁のほのかな香りが漂ってくるとともにスッキリしていそうなおつゆが現れました。 早速、おつゆを一口いただきます。口に含んだ瞬間に程良いとろみというのを感じることができ、出汁と生姜が合わさった美味しさというのを感じることができます。 具はきざみ揚げ、カマボコ、長ネギの3種類。どれもこれもタップリと入っていおり、きざみ揚げはおつゆを吸い込んでいるのでとても美味しくいただけます。 麺は平型でややちぢれたうどん麺となっており、モチモチとサクサクを足して2で割ったような食感で、とろみのあるおつゆもよく絡んでくれるといった感じです。 出汁の風味ととろみの組み合わせが心地よさを感じさせてくれる一品。生姜パワーにより体もポカポカと温まりますので寒い夜にいただくのが良いかもしれません。 |